故人から御仏へと誘う四十九日の法要

2019年04月12日
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仏教では、七日ごとに故人を成仏させるための区切りがあるとされています。その度に法要を繰り返し、黄泉の国へと導いていく訳ですが、なかなかその区切りごとの法要と云うのも難しい現状があります。そこで、葬儀が執り行われるのは、おおよそご命日から数えて七日未満である事から、今では葬儀の直後に「初七日」の法要を営むと云うケースが通常化しています。

そして、七回目の区切りである四十九日の法要は、それまでのものとは異なり、いよいよ故人が御仏となる日とされて居り、この日を以って成仏されたと云う訳です。なので、この四十九日が何月何日になるのか喪主は、しっかりと把握して置き、その日までに法要を行って下さい。

近親者を始め、故人に縁のあった可能な限りの方々をお呼びして、故人が仏様として旅立つ日を見送ります。そして、この法要を境にいわゆる香典袋の表書きが、「御霊前」から、「御佛前」へと変わっていく事も覚えておくと良いでしょう。

セレモニーホールなのでは、葬儀からこの様な法要まで、きめ細かくアドバイスしてくれるので、生前から会員になるなどしておくと、非常にスムーズに仏事をとりおこなえるでしょう。また、同じ仏教でも、宗派によって法要の仕方が異なる場合もあるので、それもアドバイスを受けて下さい。

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