曹洞宗のお葬式のお布施の相場は

2017年01月16日
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数ある宗派の中で、曹洞宗は道元禅師を開祖とし釈迦牟尼仏をご本尊としています。戒名は院号・道号・戒名・位号で構成されているのですが、院号がつけられるのは特別な場合に限定されています。一般的なものは院号を用いない構成となっています。院号というのは、信仰心の篤い檀家や信者にのみ授けることができるもので、お寺や社会に多大な貢献をしたことを称えるという意味合いを含んでいます。一般の人が授かっている中で高位の位号は居士・大姉で、大居士・清大姉には院号もつけられます。一般の成人は信士・信女を用います。

請求書や明細書にハッキリと金額として書いていない部分だからこそ、檀家同士や祖父母、お寺の住職、葬儀屋、サイトなどで相場の金額がいくらくらいなのか確認し、準備をしておくと安心です。戒名は元来は費用が発生するものではありせんが、感謝の意をお布施に託して表すことは必要です。商品を購入するように具体的な戒名料などは決められていないので、一般には相場を参考にして納めます。宗派によって違いはありますが、お寺の格、地域によっても若干の違があります。一般ランクの信士・信女なら下限は30万円で、推奨ランクの居士・大姉は50万円から70万円が相場です。

これ以上のランクになると院号がつきますので、100万円が下限となっています。供養の気持ちはお布施に比例しているわけではありませんので、身の丈のランクを選べばよいです。曹洞宗は高いと言われることがありますが、寺院はそれぞれ独立した宗教法人です。寺院によって異なります。檀家の多い寺院、少ない寺院もあります。寺院の数は日本一多いと言われますが檀信徒数は日本一ではありませんので、1寺院当たりに掛かる経費は高いということになります。それでお葬式が高いというイメージがもたれてしまうのかもしれません。

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